いい子だから可愛がるのではなく、可愛がられた方が良い子になる
子供かわいいと実感できないお母さんが増えてきました。
理由を聞いてみると
「言うことを聞かない」
「卑屈な態度を取る」
「いつもおどおどしている」
など様々なことが挙がってきます。
つまり
かわいいと思える条件を満たしていない
ということです。
しかし、子供にしてみれば
親は自分を無条件に愛してくれる
のが当然なのです。
自分が良い子でも悪い子でも、わがままでも、どんなやっても愛してくれという心情です。
「いい子なら愛してもらえる」
「悪い子だと嫌われる」
というのでは納得ができないのです。
さらに、あなたが
「無条件で愛しているよ」
とわかるように表現してくれることも、子供にとっては当然のことなのです。
親からの愛情を十分に感じられないと、子供は欲求不満になります。
欲求不満は、乱暴な行動や退行(赤ちゃん返り)などといった行動に現れてくるものです。
また、愛情が感じられないと、親に保護されているという安心感が失われるわけです。
そのため、理性や主体性が身につかず、おどおどした行動が見られたり、集団生活に自分から入っていけなくなることもあります。
何をしたら子供が喜ぶかを真剣に考えてみて下さい
お母さんにしてみれば
そういう行動をとればとるほどかわいいと思えない」
ということなんでしょう。
でも、お互いがそのスタンスでは悪循環が進むばかりです。
行動を変えるのはいつも大人からです。
子供をかわいいと思えなくなった時ほど、その子と楽しい時間を過ごすように心がけてください。
知恵を絞って何をしたら喜ぶかを考えてください。
絵本を読むことでしょうか?応援に行くことでしょうか?ママの膝でテレビを見ることかもしれません。
好きなメニューを作ってあげることもいいですね!
そして、どうぞお母さんもその時間を心から楽しんでください。
子供は親に喜ぶことをして欲しいと望んでいますが、それ以上に
自分がが喜ぶことをお母さんに喜んでやってほしい
と思っているのです。
家事がある、仕事がある、他の兄弟の世話もある。
お母さんも忙しいと思いますが、そういうことを全て頭から追い出してお子さんとの時間を楽しんでください!